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講師を見ずに下を向いているから聞いていないわけではない

研修中、受講生にとって興味のある講義は、受講生の顔があがるので直ぐにわかります。
そのくだりに来たときは、多くの受講生の視線が講師に集中するものです。
研修終了後にも事務局の方から「今日の受講生はみんな真剣に講師の話を聞いていました」と言うフィードバックを頂くことも多いようです。

そんな時、事務局から〇〇(受講生)さんは下を向いていた、先生の話を聞いていなかった…というフィードバックを受ける受講生がいます。
研修会場後方からオブザーブしている事務局の方からみると、みんなが集中して講師の方を見ているのに下を向いていたりテキストを見ていたりすると、聴いていない、集中力がない、真剣味が足りないように映るのでしょう。
しかし、このように見える受講生もしっかりと研修に集中している受講生が居るものです。

私たちの中には、目から入る情報から多くのデータを収集する人たちと、耳から入った音声を中心にデータを収集する人たちがいるのです。

顔を上げて講師を見ていない受講生の多くは後者のタイプ。
しっかりと講師の話を聞いて頭で理解しています。その証拠に「では、前方のスクリーンを見てください」と投げかけると、そういう人でもちゃんと顔を上げてスクリーンを見てくれます。

他にも、研修中にぼーっとよそ見をしているように見える受講生もおられます。
もしかしたら、本当にその時に集中力が切れていたのかもしれませんが、やはり相手の話しを真剣に聞けば聞くほどハタから見るとぼーっとしているように映る人がいるのです。

専門的なことはわかりませんが、これも私たち人間ひとりひとりの脳の特徴なのでしょう。やはり、人を外見や態度だけで判断してはいけないのですね。

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この記事を書いた人

1962年生まれ。大手旅行会社でセールス、外資系企業でマーケティング、人材教育会社でキャリアコンサルタントを経験後に独立起業。管理職を始めとした階層別研修と、部下指導、問題解決、ロジカルシンキングなどのスキルアップ研修の企画運営を行う。起業後20年間で33,000名以上のビジネスプロフェッショナル人材の育成に貢献してきた。
・1級キャリアコンサルティング技能士
・国家資格キャリアコンサルタント
・職業紹介責任者、他、資格多数保有

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