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例年とは異なる、コロナ禍2021年の新入社員研修

そろそろ来年の新入社員研修の話しが出てきました。

学卒を対象とした企業の採用活動もそろそろ終盤を迎えて、来年の採用人数が固まってきました。
新型コロナウイルスのおかげで、まだまだ採用企業も学生にも不透明なことは多いのですが、入社すれば新入社員研修を行わなければなりません。

新入社員研修はカリキュラムがほぼ決まっており、打ち合わせも簡単なものが多いのですが、今年は少し様相が違います。
一般的なビジネスマナーに加えて行う仕事に対する考え方や姿勢、職業観などに加えて昨今のこの状態をどのようにカリキュラムに組み込むのか。
それ以前に、企業が新入社員に何を伝えればよいのかが分かりません。

今までの働き方とは何かが違う、何かを変えなければならないのですが、それが一体何なのかがわからない。
企業にとっても、学生にとっても初めて。
研修会社にも講師にも初めてのことです。

特に大切なのが、アルバイト経験のある学卒と違い社会経験のない高校卒の新入社員です。
本来は充実した一年を過ごすはずの高校三年生の一年間が新型コロナウイルスのおかげで授業も春休みも夏休みもガタガタ。
訳の分からない内に一年が過ぎて4月からの新しい職場でのスタートは不安だらけのハズ。
クライアントも研修会社もこの点をしっかりと汲み取って研修を進めなければなりません。

特に初めての社会人先生となる講師の影響は大きく、講師はこの点について十分な準備を進めておく必要がありますね。

当社でも毎年何本かの新入社員研修を請け負いますので、そろそろ提携している専任講師の方々と打ち合わせながら知識の共有やカリキュラムの組み立てなどを行っていく予定です。

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この記事を書いた人

1962年生まれ。大手旅行会社でセールス、外資系企業でマーケティング、人材教育会社でキャリアコンサルタントを経験後に独立起業。管理職を始めとした階層別研修と、部下指導、問題解決、ロジカルシンキングなどのスキルアップ研修の企画運営を行う。起業後20年間で33,000名以上のビジネスプロフェッショナル人材の育成に貢献してきた。
・1級キャリアコンサルティング技能士
・国家資格キャリアコンサルタント
・職業紹介責任者、他、資格多数保有

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