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プロジェクターの選び方《天吊り型編》

これから自社でプロジェクターを購入するなら、多品種の中から一点をチョイスするのは大変な作業です。
今回は研修会場で使用するプロジェクターの選び方を、天吊り型と卓上型の二回にわたって紹介します。

この記事の目次

天吊り型

天吊り型とは、写真のように自社の会議室や教室の天井を工事してプロジェクターを設置する場合です。一番の特徴は教室内がスッキリとして「学ぶ場」としてふさわしい空間になること。
毎回、研修ごとに設置準備の必要がなく、配線もスッキリ。
天吊り型の場合は音響設備も同時に工事される場合が多いので、研修や会議でプロジェクターを頻繁に使用するしマイクも使用する。映像もよく利用するというクライアントには非常にありがたい存在です。

今後、新しく設置するのであれば、超寿命光源の多機能ハイスペックモデルを設置されるケースが多いので業者と密な打ち合わせで機種選定されているのがよいでしょう。
天吊り型のデメリットは、選定はおのずと高機能型となるので機器単価が高い、設置工事に費用が掛かる上にAV工事も行うなら追加工事費用がかかる、メンテナンス契約が必要…など、イニシャルコストとランニングコストの両方が必要と言うことでしょうか。

使用する現場で以外と多いのが、天吊り型のプロジェクターを使用する人が『リモコンボタンの操作方法を知らない』こと。
つまり、プロジェクターの選定をした人と、プロジェクターを使用する人が違う場合に起こるケースです。
「下手にいじって、投影できなくなったら…」と思い、結構、研修担当者もリモコンの使用方法を知らないケースが多いです。

講師が知りたい天吊り型プロジェクターの機能は、電源のON/OFFと、画面の電源を消す方法です。

プロジェクターとPCは接続したまま、休憩時間に投影用データを修正したい、他のページを探したい…と言った場合に、PCとプロジェクターが接続されたままだと、操作の過程がそのままスクリーンに投影されてしまうので、画面の電源を消す方法は知っておきたい。
通常は『AV Mute』や『No Show』『Freeze』『Black』などの表記がありますが、念のためにリモコン(コントローラー)の操作ボタン一覧があると助かります。

天吊り型プロジェクター
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この記事を書いた人

1962年生まれ。大手旅行会社でセールス、外資系企業でマーケティング、人材教育会社でキャリアコンサルタントを経験後に独立起業。管理職を始めとした階層別研修と、部下指導、問題解決、ロジカルシンキングなどのスキルアップ研修の企画運営を行う。起業後20年間で33,000名以上のビジネスプロフェッショナル人材の育成に貢献してきた。
・1級キャリアコンサルティング技能士
・国家資格キャリアコンサルタント
・職業紹介責任者、他、資格多数保有

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