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ブレークアウトセッションに社長が入室

企業研修において、事務局様(通常は人事部の研修ご担当者)のオブザーブはぜひお願いしたいものです。

講師サイドでは事前に打ち合わせていなかった内容の判断や体調不良者への対応などの相談がタイムリーにできる、研修会社としては休憩時間などに事務局様とコミュニケーションが取れるなど、総合的にメリットの多いもの。
なにより、研修時間中の受講生を観たり、ディスカッション時の発言を聴いたりすることはクライアントにとっても重要な事でしょう。

「人事部の人が研修をオブザーブしていると、ディスカッションで言いたいことが言えないのでは?」と受講生に気を使って、そう尋ねてこられる事務局の方も居られますが、そこは講師の腕次第。
上手な講師は人事担当者がオブザーブしていても、経営者がオブザーブしていても上手に受講生の本音を引き出すことは可能です。

今後の課題はリモート研修でZoomのブレークアウトセッションを使う場面。

ブレークアウトで小分けにされた部屋に、共同ホストの人事担当者が巡回してきた場合や、更には経営者や社長が共同ホストからルームに入ってきた場合など。
果たして受講生にとって有意義なディスカッションができるのかどうか…。
今後のリモート研修でおこるべく事態にどのように対応するべきか、研修会社の知恵が問われるところですね。

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この記事を書いた人

1962年生まれ。大手旅行会社でセールス、外資系企業でマーケティング、人材教育会社でキャリアコンサルタントを経験後に独立起業。管理職を始めとした階層別研修と、部下指導、問題解決、ロジカルシンキングなどのスキルアップ研修の企画運営を行う。起業後20年間で33,000名以上のビジネスプロフェッショナル人材の育成に貢献してきた。
・1級キャリアコンサルティング技能士
・国家資格キャリアコンサルタント
・職業紹介責任者、他、資格多数保有

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