「(Zoomが落ちた時のために)Webexでも対応できるようにしておいた方が良いですよ」
と仲間の講師から助言をいただきました。
ZOOMの大規模なバージョンアップに伴い、知らぬ間に設定が変わったり機能が増えたりすることがありますが、一斉にダウンした時の対策も必要だとのこと。
研修やセミナーの開催がどんどんオンライン化していくにつれ、アクセス量が飛躍的に増え、画像が固まったり音声の遅延が当たり前のように起こるようになった昨今、落ちた時のことも考えて、他のアプリケーションでも並行して研修が続行できるようにしておく必要性が増えてきたように思います。
オンラインで通信障害が起こったときに、その原因がアプリケーション元にあるのか?
主催者(発信者)側にあるのか?
クライアント(受講者)にあるのか…?
また、ハードに起因する物理的な障害なのか?
ソフト上の問題なのか?
を、短時間で切り分けて対処することも必要になってきています。
以前のお役立ちコラムでも述べたように、これからの研修業界は、研修会社がただ研修を販売するだけでなく高いITリテラシーで企画・運営・実行が必要になってきています。
予定通り受講生に研修が届けられなくなった時に、瞬時に対応してスムーズに別ルートでのカリキュラム提供ができる体制を作っておける研修会社が、また一つウリになるのかもしれません。
当社もZOOMだけでなく、ここ数カ月でGoogleMEETやTeamsなどでの操作を経験するようになり、いざと言う時のために備えることができるようになってきました。
しかし、基本はオンラインで何を伝えるのか?どうやって伝えるか?が先決。
ソフトのバージョンアップも大切ですが、肝心の研修カリキュラムのバージョンアップも更に力をいれて更新することが大切ですね。