研修終了時のアンケートは必要です。
アンケートは研修の計画―実行―分析―次への教訓と言うPDCAサイクルをまわすための重要なデータです。
- また、次回も同じ講師に依頼するのか?
- カリキュラムを変更するのか?
- 研修時間は適正なのか?
などの大切なフィードバックとなります。
かならず実施して研修終了時に回収しましょう。
アンケートの作り方や項目は、別途記事を書きましたので参考にしてください。
「研修開始時にアンケートを配布しても良いですか?」と聞かれることがあります。
あまり早く受講生にわたしてしまうと、みんな休憩時間内に記入してしまってカリキュラム終了時に書かないのでは?と言う心配です。
わたしはそれでもかまわないと思います。
受講中はあまりよい評価ではないが、終了するにつれ爆発的に評価がよくなるカリキュラムはありません。
逆もしかりです。それに、休憩時間中につけた評価と研修終了時につけた評価がちがってきたら、みんな消しゴムで消してちゃんと評価をつけなおしてくれています。
研修終了間際は、なにかとあわただしいもの。
研修開始時でなくても、最後の休憩時間が始まる時に各テーブルに配布しておくと、受講生によろこばれるようです。
特に研修会社に依頼して実施した場合、大手の研修会社は後日の研修報告会でクライアントにお渡しする『研修レポート』作成のためにアンケートを配布することがあります。
クライアントは独自にアンケートを作成して配布するので、受講生には同じような内容のアンケートを二種類記入しなくてはなりません。
受講生としてはなるべく休憩時間中に記入しておきたいものですね。
こんなちょっとした気遣いも、受講生にとってはうれしいものです。