60歳の還暦に、関西の某私立大学の大学院、いわゆるビジネススクールに入学して、日夜MBAの取得を目指して働きながら勉強しています。
大学院に通っていますと言うと、たいていの同年代の方からは、へぇ~とか、すごいですねなどと言われることが多いのですが、その次に質問されるのが「なんで、MBAを目指そう思ったのですか?」「どうして、その年齢で大学院で勉強しようと思ったのですか?」の二つです。
なぜ、60歳というビジネスキャリア終焉の時期に、ビジネススクールでMBA取得を目指して勉強するのか?
その理由は、大きく二つあって、そのひとつが、次なる新規事業でMBAでの学びがプラスになるのではないか?というもの。
もうひとつの理由は、「心の底から、勉強したくなったから」という純粋なものでした。
なので、お恥ずかしいのですが高い志や人生の将来目的があった訳ではなく、子供たちの学費がかからなくなったので、自分も大学院にいこうか?それなら、中小企業診断士の資格取得を目指そうか?いや、待てよ。仕事柄、知識やスキル全般の下支えなら、MBAがいいのではないか…程度の考えでした。それを実現したのが、たまたま60歳だったという訳。
自分の中での60歳はビジネスライフの通過点というか、キャリアという階段の踊り場のような感覚だったので、サラリーマンの感じる60才=定年(=ビジネスライフのおわり)の感覚とは少し違っているかもしれません。
自分で事業をしているので、定年は自分で決めるものではなくて、お客様から通告されるもの。
ビジネス社会からから定年を通告されないためには、学術的な知識の学びや新しい知識の習得を実践して、自分自身を常にブラッシュアップしていかなければなりません。日頃から、ぼんやりそんなことを考えていた時に、ハタと「そうだ、京都行こう…」ではなく、「そうだ、大学院行こう」と思った次第です。
なので、仕事柄とはいえ「60歳になったら、リカレント教育が重要です」などと、声高に叫ぶつもりはまったくありません。ただ、ひとつハッキリといえることは・・・
大学院で学ぶことは「楽しい!」本当に楽しい。
たぶん、小中高大と学んできた中で、一番楽しい学びを現在進行形で経験しています。
その楽しさの秘訣はなにか?
それは、またお役立ちコラムでお伝えしようと思います。
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