学生の頃から「遅刻は厳禁!始業時間に遅れない」。社会人になれば「アポイントの5分前に現地到着」「会議には余裕をもって5分前には着席」など、私たちは「5分前集合」を、繰り返し求められてきました。
しかし、次の予定に対して5分前に集合するためには、その前のタスクを時間通り、いや時間より早く終わらせなくてはならないはず。なのに、日本には不思議に開始は5分前でも、終わりは「とことんやる(終了時間を気にしない)」傾向があるようです。そもそも、終わりの時間を気にすること自体が、「ヤル気がない」「真剣みが足りない」と思われるなど、いきなり根性論に飛躍したり。
私は、終わりの時間が決まるからこそ、始まりの時間を決めることができると考えています。
管理職研修でも「5分前集合を言うなら、5分前終了を徹底しましょう」とお伝えしています。私の経験では、実際に5分前終了を前提にすると、自然に「どうすれば、時間内に終わらせることができるか」「どうすれば、短縮できるか」「どこを効率化できるか」という、時間効率化や業務効率化、まずは計画を立てるなどの発想に切り替わります。
経営者や管理職の皆さん、ぜひ5分前“終了”を心がけてみてください。
そうすれば、自分の仕事の進め方について考えるきっかけになります。なにより、5分前終了を徹底すれば部下も社員も、みんな喜びますよ。
