カリキュラム
1.ストレスと上手に付き合う 【講義/個人ワーク】
(1)ストレスとは
(2)ワーク:自分にとってのストレッサー
(3)ストレス反応
(4)ワーク:気分を変えるストレス対処法
2.レジリエンスを理解する 【講義/個人ワーク】
(1)レジリエンスとは
(2)レジリエンスカーブ
(3)ワーク:経験からレジリエンスに気づく
3.自分に自信を持つ 【講義/個人ワーク】
(1)自尊心、自己効力感とは
(2)ワーク:強み弱み、できたことを知る
4.捉え方を変えて気持ちを変える 【講義/個人ワーク】
(1)感情調整とは
(2)ワーク:とらえ方に気づき、変える、増やす
5.自分ができることに集中する 【講義/個人ワーク】
(1)現実的楽観性とは
(2)ワーク:自分ができることできないこと
6.助け、助けられるつながりの力を知る 【講義/個人ワーク】
(1)周りの人間関係を整理する
(2)ワーク: ソーシャルサポート
7.まとめ
研修のゴール
1.レジリエンスを知り、育てることで、ストレスと上手に付き合いメンタルヘルス不調を防ぐ
2.物事をポジティブに捉え、感情をコントロールすることで早期離職を防ぐ
3.自分に自信を持ち、困難を乗り越え成長することができる
講師からのメッセージ
イマドキ世代の若手の特徴として「失敗が怖くて挑戦できない」「他人の評価が気になる」という傾向があります。そのため、うまくいかない経験から学びたいが失敗を避けるため、挑戦や成功体験を積みにくく、わからないことがあっても周りに聞くことができずに一人で抱え込んでしまうことがあります。結果として早期離職やメンタルヘルス不調に陥ってしまいます。レジリエンスは、「しなやかな心」や「折れない心」と表現されるように、自分にとっての逆境や試練から立ち直る心の力のことを言います。レジリエンスは、誰にでも備わっており、後天的に育成、強化することで、逆境下から早く立ち直り、教訓として成長することができるようになります。