第1回 なぜ、そこまで受講生の属性を聞くのか?
研修をご提案するとき、私は受講される方々について、かなり細かくお伺いします。
年齢層はどのくらいですか。入社何年目の方が多いですか。研修には慣れておられますか。普段はどのような仕事をされていますか。受講生同士は顔見知りですか。それとも、普段はあまり接点のない方々でしょう?など、など。
研修のコンテンツが決まっているのであれば、そこまで詳しく受講生の属性を聞かなくてもよいのかもしれません。でも、これには理由があります。それは、私たちが研修で大切にしていることの一つが、徹底した「わかりやすさ」にあるからです。
同じ内容を伝えるにしても、新入社員に伝えるのと管理職に伝えるのとでは、当然、言葉も事例も変わります。研修に慣れている方と、ほとんど研修を受けたことがない方でも違います。営業職の方と製造現場の方でも、身近に感じる事例は違うでしょう。誰でも、よくわからない、自分に関係ないと感じると、どれだけ良いコンテンツの研修でも受講生の頭にはのこりませんよね。つまり「何を伝えるか」と同じくらい、「どのような人に伝えるか」は非常に大切なんです。だから私や私たちのパートナー講師は、研修をつくる前に受講生のことをできるだけ知ろうとします。
わかりやすい研修は、徹底的に受講生を知るところから始まる!
なんだか、ちょっと格好いいですが、これは、コノジャパンの研修づくりの第一歩だと考えています。
