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研修会場に壁掛け時計があったほうがいい理由

みなさんが研修を実施する会場に壁掛け時計はありますか?

研修に限らずセミナーでも公演でも、会場に壁掛け時計の設置はとても重要です。
「時計があると、受講生は時間が気になって研修に身が入らないのでは?」と心配される方もおられますが、腕時計をしている以上、会場の時計を撤去しても受講生が時間を把握することは簡単。
なぜ、壁掛け時計があったほうがよいのか?

その理由は、受講生が時間管理を意識できるから。

受講生は時計を見ることで、「このディスカッションの残り時間は、あと何分」とか「次の休憩時間まで、あと何分か…」と“残り時間”を意識します。
「このセッションを乗り切れば、小休憩だな。よし、もうひと頑張り…」と思えるのも時計があるからこそ。
なので、研修会場に全員が時間意識を共有できる壁掛け時計は必須アイテムなのです。

では、会場の時計はどこに掛けてあっても良いのか?と言うとそうではありません。

できれば、全員が講師やスクリーンを見る教室の前方。
否応なしに視界に入る場所がベター。

さらにベストなポジションはホワイトボードに強力な磁石型フックで掛けておくことをおススメします。
掛ける時計はデジタルではなく、感覚で残り時間がわかるアナログ時計。
文字盤は白色で針は黒色、文字盤の直径は20cm程度であれば中教室でも後方から針は見えます。

板書を多く行う講師によっては、ホワイトボードに設置する時計は邪魔かもしれませんので、ひと声掛けていただけると良いかもしれません。
たかが、時計。されど、時計。
ほんのひと手間ですが、たったそれだけでも受講生の意識は変わります。
ぜひ、一度時計の設置や位置も検討してみてください。

最後にひとつだけ、お願いがあるとすれば…、研修前に時計は分単位まで合わせておいてください。

研修時間中は壁掛け時計が研修の基本時間ですが、小休憩や昼食時は受講生各自の腕時計が基本。
最近の腕時計は秒単位で正確ですから、休憩時間が終わって教室に戻ったらもう講義が始まっていた(教室の壁掛け時計が進んでいた)、なんてこともあります。
特に新入社員研修では5分前集合など細かい指示もありますので、会場の時計も正確に・・・をお願いしたいところです。

アナログ式の壁掛け時計
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この記事を書いた人

1962年生まれ。大手旅行会社でセールス、外資系企業でマーケティング、人材教育会社でキャリアコンサルタントを経験後に独立起業。管理職を始めとした階層別研修と、部下指導、問題解決、ロジカルシンキングなどのスキルアップ研修の企画運営を行う。起業後20年間で33,000名以上のビジネスプロフェッショナル人材の育成に貢献してきた。
・1級キャリアコンサルティング技能士
・国家資格キャリアコンサルタント
・職業紹介責任者、他、資格多数保有

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