プロジェクターとスピーカーは研修を実施するクライアントが準備します。
スクリーンにパワーポイントのデータを投影しながら講義を進める場合、通常は会場を手配する(通常はクライアント)がプロジェクターを準備します。
社内の会議室で実施する場合は通常自社でプロジェクターを保有していることが多いですが、自社になければ研修会社に相談しましょう。
研修会社がプロジェクターを持ってくることもありますし、レンタルする場合もあります。
ただし、講師がプロジェクターを持参することは、ほぼありません。
また、貸会議室を借りての研修実施の場合、せっかくプロジェクターとスクリーンをレンタルしたのに、講師は使用しなかったということもあります。
もったいないですね、事前に投影用のデータを使用して進めるのかどうか確認しておきましょう。
なにか映像を見せるというカリキュラムの場合はスピーカーの準備も必要です。
会場に備え付けであれば良いのですが、なければ用意しなければなりません。
通常30~40名くらいの研修の場合であればPCのイヤホンジャックにつなぐPC用スピーカーで十分対応できます。
その場合、ワット数に気を付けましょう。
50名を超えてくる教室の場合、ステレオタイプで5W×5Wだと少し音量が物足りなく、後ろの方まで音を届けようと音量を上げたら、音が割れてしまって何を言っているかわからない…と言うこともあります。
準備するなら8W×8Wぐらいは欲しいでしょう。
またそのクラスのスピーカーだと電源を取るのが普通です。
コンセントが遠く、延長コードもない。スピーカーの電源コードをコンセントに差し込んだら、こんどはスピーカーの位置が演台と遠すぎてスピーカーとPCがつなげられなかった…と言う笑い話しのようなケースも見受けられます。
事前に延長コードの準備も必要ですね。
マイクとスピーカーは会場に据え付けであるが、PCのイヤホンジャックから取るオーディオコードの設備がなかった…と言う場合もあります。
その場合、PCのスピーカーにマイクを押し当てて、PCの小さなスピーカーから出る音をマイクで拾ってスピーカーで出すという方法もあります。
しかし、PCの本体についているスピーカーは以外と音が小さいのであくまでこれは緊急用の策です。