カリキュラム
1.アンコンシャス・バイアスを知る 【講義】
(1)ワーク:何に見えますか
(2)アンコンシャス・バイアスとは
(3)アンコンシャス・バイアスが与える影響
(4)アンコンシャス・バイアスのパターン
2.アンコンシャス・バイアスに気づく 【講義/個人ワーク】
(1)ワーク:思考スタイルチェック
(2)ケーススタディ:職場のアンコンシャス・バイアス
3.アンコンシャス・バイアスに対処する【講義/個人ワーク】
(1)思考の5つのステップ
(2)ワーク:8つのコミュニケーションスキル
(3)コントロールするための5つのヒント
(4)ワーク:アンコンシャス・バイアスの対策
4.まとめ
研修のゴール
1.アンコンシャス・バイアスを正しく理解する
2.アンコンシャス・バイアスの対処法を身につけることでダイバーシティ&インクルージョンを実現する
3.多様な価値観を理解することで、ハラスメント防止、離職率の低下を図る
講師からのメッセージ
少子高齢化やグローバル化などの社会情勢を背景に、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)推進を目標に掲げる組織も増えてきました。しかしながら、D&Iの言葉ばかりが先行し、まだまだ名ばかりな面も否めません。その原因の一つに、アンコンシャス・バイアスが挙げられます。アンコンシャス・バイアスとは誰もがもつ「ものの見方や捉え方の歪みや偏り」のことで無意識の偏見と呼ばれています。
自分自身では意識しづらく、何気ない発言や行動にあらわれます。そのまま放置すると、社員のモチベーション低下やハラスメントの増加、職場のコミュニケーション不全、ひいては組織や個人のパフォーマンス低下など様々な弊害を生みます。そのため、アンコンシャス・バイアスの知識や対処法を身につけることは、誰もが働きやすい環境づくりの必須要件として位置づけることができます。