第2回 「わかりやすい」とは、どういうこと?
前回のコラムでコノジャパンの研修が、徹底的にわかりやすさにこだわる理由をお伝えしました

では、「わかりやすい」とは、どういうことなのでしょうか?
私は、こちらの頭の中の「歯車」と、受講生の頭の中にある「歯車」が、うまく噛み合っている状態が「わかりやすいと感じている瞬間」だと考えています。
伝える講師側にも歯車があり、受講生側にも歯車がある。この二つがうまく噛み合い、同じように回り始めたとき、「伝えた」が「自然に理解できた」に変わります。例えば、歯車の回転速度は「話すスピード」。歯車の大きさや種類は「内容の難易度や領域」と考えることができます。さらに、歯車を滑らかに動かす潤滑油が、「身近な事例」「多少のユーモア」「休憩のタイミング」なのかもしれません。逆に、講師が一方的に専門用語を使い、たくさんの情報を速いスピードで話せば、受講生の歯車とは噛み合わなくなります。
そうなってくると、「なんだか、よくわからん」「ふ~ん」「早く終わらないかな」「今日の晩御飯は何にしよう」など受講生の意識がだんだんと離れていってしまいます。こうなってしまっては、研修を受講していても意味がありませんよね。
研修で大切なことは、講師が何を話したかではなく、受講生が理解できたか?です。
だからこそ、私たちは受講生の「歯車」を知り、その歯車に合わせて研修カリキュラムを組み立てます。それが、私たちの考える「わかりやすさ」です。
