外部講師の時はお任せで。
社内講師の一日研修では午前中に1回、午後2回がベストです。
終日研修(9:00~17:30、昼休憩12:00~13:00)のような研修の場合、休憩をどのタイミングでとったら良いのでしょうか。
外部講師にお願いしている場合は昼休憩のタイミングだけ伝えてください。
12:00キッチリの方が良いのか多少前後してもよいのか。
都心の研修会場の場合、12:00きっちり昼休憩に入ると周辺の食事場所が満員となり所定の時間に教室に戻れないこともありますので、11時45分から昼食、または12時30分から昼食休憩にする方が効率的に昼食が取れます。
また工場での研修の場合、12時のサイレントともに一斉に従業員が社員食堂に詰めかけ…と言うケースもありますので、できれば昼食はその前に…と言うような工夫が必要です。
それ以外の休憩は外部講師にお任せしましょう。
講師は一応の目安は決めていますが受講生の状態を観ながら休憩時間を調整しています。
社内講師の場合の注意は、午後の休憩です。
特に年齢層が高い受講生の場合、どうしても昼食後1時間くらいでお手洗いに行きたくなるもの。
最初の休憩は午後開始後、1時間経過したころ。二回目の休憩は15:30~16:00の間ぐらいが良いでしょう。
新入社員研修の場合、学卒・修士卒の場合は90分の講義に慣れていますので、午後の休憩などは90分おきの2回休憩でOK。
高卒や専門学校卒の研修では、学校の授業が45分~50分なので、90分間の集中力が持たないケースが多々あります。
まだ、社会人になったばかりですので、ここは1時間おきに休憩を取ってあげるなどの気遣いをしてあげることをおススメします。
また、通常の休憩は10分で構いませんが、特に16時前後の休憩は思い切って15分取って疲れを癒して「さあ、あとひと踏ん張り…」と鼓舞することも効果的ですね。
加えて新入社員研修では、“5分前集合”を徹底させるために、あえて、休憩時間は15分間。
ただし、5分前には席についておく(実質の休憩時間は10分間)とすることも良く行っています。